6/21 先生参加!座談会を開催しました
6月21日(金)18時より、 学校内クラブハウスにて先生をお招きしての座談会を開催しました。
朝から続く大雨の中、また夕方のお忙しい時間にもかかわらず、会場となったクラブハウスが満席になるほどのたくさんの保護者・保証人の皆様にご来場いただきました。
今回お話しいただいたのは、定時制相談室の田中洋之先生です。
新宿山吹高校は都立高校の中で唯一、学校で独自の相談室を設けている学校です。
田中先生は主任教諭でありながら子どものメンタルに精通し、広く勉強面から子どものこころまで、高校生の悩みに日々対応されています。
前半は田中先生より、新宿山吹高校の生徒たちが普段相談室などでどのような様子なのかをお話しくださいました。
生徒たちがどんなことに悩み、どうしてほしいと願っているのかなど、普段親身に寄り添っているからこそ導き出されるお話に、保護者一同引き込まれていきました。
後半は、事前に募集した質問に田中先生からお答えいただく質疑応答の時間でした。
新宿山吹高校には、いわゆる『普通の全日制高校』では、心や体が少し馴染みにくい生徒が多く在籍しています。
そんな個性豊かな子どもたちを『見守ってあげたい、でも…』といったような、保護者の辛さがにじみ出るような質問の数々に、会場の保護者も強く共感。
そうしたちょっと難しいであろう質問にも、田中先生からは生徒にも保護者にも寄り添った回答をいただき、心が温まりました。
田中先生もお一人ですべてを解決しようとはしておらず、適切に担任の先生やスクールソーシャルワーカー、外部の病院と連携をとり、保護者とも協力しながら生徒を支えようと努力されていらっしゃいました。
そのような新宿山吹高校の姿勢は、保護者としてもとても心強いものだと安心感が強まりました。
新宿山吹高校の定時制では、定時制相談室のオープンデイという保護者が集まることができる機会があります。
ただ、残念ながら通信制の保護者には、学校内にそのような場がありません。
田中先生からは、『山吹会の座談会は、そうしたオープンデイを補完できる場になるのでは』とのお話をいただきました。
これからも定時制・通信制の垣根を越えて、保護者・保証人の皆様のホッとできる場所として、山吹会の様々な集まりがお役に立てれば良いな、と思いました。
田中先生には事前の質問以外にも、会場からの質問に時間ギリギリまでお答えいただきました。
とても温かい雰囲気の中座談会は終了し、会が終わった後もクラブハウス内外で保護者同士で話が弾んでいる様子がみられました。
次回は7月13日(土)午後に座談会を開催する予定です。
次回も新宿山吹高校にゆかりのある方をお招きし、座談会にご参加いただきます。
同日午前中には、会報の発送作業を行う予定です。
皆さんとお話ししながらワイワイと作業したいと思っておりますので、お手伝いに参加していただける方を大募集いたします!
時間や申し込み方法など、詳細は会員メールでお知らせします。
皆さんどうぞお気軽にご参加ください。